「リビングが狭い」を解消!アウトドアリビングで後悔しない作り方のコツとは?

リビングの狭さに悩んでいる方は、アウトドアリビングを設置してみませんか。快適なアウトドアリビングを作るポイントは、ほんの少しの工夫を加えること。それだけで、「家の中よりも快適」と思えるアウトドアリビングができあがります。リビングを広くしたい方、おうち時間をもっと楽しみたい方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。

リビングの狭さはアウトドアリビングでカバー

間取りの問題で、リビングのスペースを満足いくまで確保できない、とプランニングに不満を持っていませんか。リビングを広げられないのであれば、リビングに繋がる庭を、 部屋の一部としてしまうのも手です。庭にできたもう1つのリビングは「アウトドアリビング」と呼びます。アウトドアリビングは外にありながら、リビングのようにくつろいだり食事をしたりできる場所。それでいて、外ならではの開放感もたっぷり……つまり、リビングと庭、両方の良いとこ取りをした場所と言えます。

 アウトドアリビングの魅力

近年では、アウトドアリビングを希望する施主様が増加傾向です。アウトドアリビングが求められるようになったのは、「おうち時間」の増加が、理由の1つ。おうち時間をより良いものにしてくれる、さまざまな魅力がアウトドアリビングにはあります。

家でもアウトドアが楽しめる

アウトドアリビングは、家と外の中間に位置するスペース。そのため家の中と同じようにくつろいだりお昼寝をしたりするのはもちろん、本来なら遠出をして行うキャンプやバーベキューなどをするのにも、ぴったりの場所です。後述するアウトドアリビングの作り方を参考にすることで、アウトドア遊びが思いっきり楽しめます。

リビングの開放感がアップ

アウトドアリビングは、リビングと繋げて作る場合がほとんど。出入り口も大きな掃き出し窓を採用する場合が多いため、視線が外へと抜けやすくなり、リビングの開放感が増します。

採光や風通しも良くなる

アウトドアリビングがあることで、壁の数が減り、そのぶん窓の数が増えます。光や風が部屋に入ってきやすくなるため、明るい雰囲気の家づくりが実現できるでしょう。

アウトドアリビングで後悔した人も!? 使用頻度が低いという懸念も

アウトドアリビングには「作ったものの、使用する頻度はそんなに高くない……」という声があるのも事実です。使用頻度が低いのは、そもそも住む人のライフスタイルにアウトドアリビングが必要なかった可能性があります。もしくは、なんとなく「使いにくい」と感じてしまうフラストレーションが、アウトドアリビングにあるのかもしれません。

アウトドアリビングの使用頻度アップ!作り方のコツとは?

使用頻度が低くならないようにするには、じっくりと念入りに、自分たちのアウトドアリビングには「何が必要なのか」を考えることが重要です。ここからは、アウトドアリビングの設置におすすめのプランニング・間取りについてご紹介します。アウトドアリビングをこれから作る方は、ぜひ参考にしてください。

リビングと繋がる床はフラットに

アウトドアリビングに移動する際、ストレスや手間はなるべく少ないほうが良いですよね。そこで、アウトドアリビングとリビングの床は、フラットに繋げるようにしましょう。段差がなくなることで、重たい物・大きな物を持っての移動や足元が見えにくい状態でも、安心して行き来ができます。

外構を設置してプライベート感アップ

目隠しがあると、プライベート感がアップしてリラックスしやすくなります。外構に背の高いフェンスを取り付けるなどして、ご近所からの視線が入らないようにしましょう。

オーニングで日差し対策

日差しが強いと、長時間外にいるのがつらくなってしまいます。とくに夏は日があたりすぎて、アウトドアリビングに出る気にもなれないかもしれません。オーニングやシェードを取り付けて日差し対策をしておくと、夏でも風だけが抜けて快適です。

家具は折り畳み式のが手間が少ない

外に出しっぱなしにできるソファーやテーブルなど、アウトドアリビング用の家具は数多く販売されています。しかし外に出しっぱなしの家具は、傷みや汚れも付きやすいもの。そのため、アウトドアリビングに出る前に、拭き掃除が必要になります。そうなれば、アウトドアリビングに出るのが億劫に感じてしまう、なんてことも。普段は雨に濡れないところにしまっておけ汚れも溜まりにくい、折り畳み式の家具が、アウトドアリビングでは重宝します。

シンボルツリーで部屋からも景色を楽しむ

アウトドアリビングにはシンボルツリーを設置するのがおすすめです。緑があることでリビングからの景観が良くなり、加えて日除けの代わりにもなります。デッキの中に植栽をして、アウトドアリビングの真ん中に木を生やす、なんてプランニングもおしゃれ。木が育つと、家にいながら木陰で休んでいる気分に浸れます。

コンセントを設置

アウトドアリビングには、外部コンセントを設置しておきましょう。暑すぎる日は扇風機を、寒い日はヒーターを使えます。大きなビニールプールを使用する場合は、空気を入れるのに電動ポンプが必要になるケースもあるでしょう。煙が出るホットプレート調理などをアウトドアリビングで行いたい際にもコンセントがあると便利です。

2階にアウトドアリビングを作る

アウトドアリビングは、2階に作ることもできます。リビングが2階にある家、ご近所の視線がどうしても入り込んでしまう家などは、2階にアウトドアリビングを持ってくるのがおすすめです。2階のテラスを大きく伸ばしてアウトドアリビングを作っても良いですが、1階が日陰になってしまうのが気になる場合は、ベランダをアウトドアリビングにすることもできます。少しスペースは狭くなりますが、床材にこだわったりグリーンを置いたりすれば、快適性は充分。眺めが良くてプライベート感も高い、ステキなアウトドアリビングになるでしょう。

アウトドアリビングはメンテナンスが必須!

アウトドアリビングはどうしても風や雨に晒されるもの。そのため、放っておけば傷みが進んでしまいます。また、アウトドアリビングに木材を使用する場合、シロアリの対策も必要です。防腐・防雨・防虫が防げるペンキで、1年に1回程度はアウトドアリビングの全面塗り替えをして、安全&快適に過ごせる環境を保ちましょう。

まとめ

これから家づくりをする方に、ぜひ前向きに検討してもらいたいアウトドアリビング。プランニングを慎重に行うことで、家族の時間を豊かにしてくれる心地の良い場所になります。のんびり読書をしたり遠出をせずアウトドアを実現したり……アウトドアリビングのさまざまな楽しみ方を見つけてみてくださいね。

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