注文住宅の美しい庭づくり!ガーデニングのポイントを紹介
- お役立ちコラム
一戸建てに引っ越しをしたらガーデニングを楽しみたいと考えている人も多くいらっしゃいます。
しかし、どのようにすれば良いのか具体的にはわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これからガーデニングを始めたい人のために、今回はガーデニングの基本についてご説明しますので、ぜひご参考になさってください。
基本を押さえることで、自然と美しい庭になっていくでしょう。
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まずはガーデニングの計画を立てる
注文住宅の庭づくりでは、プランニングが何よりも重要です。
注文住宅の建築が始まる前なのか、もうすでに住み始めているのかによって、計画は大きく変わるでしょう。
ここでは、それぞれのプランニングについて解説します。
打ち合わせ段階の(建築がまだ始まってない)場合
建築がまだ始まっていない場合は、あなたが理想とする庭のイメージを描くことが何より大切です。
敷地や費用の問題はあると思いますが、可能な限り広々とした芝生の庭なのか、石組みの日本庭園なのか、あるいは香り高い香草園なのか、庭の用途やスタイルを明確にしましょう。
打ち合わせ時に、写真やイラスト、インターネットの画像を一緒に見ながら、ビジュアルでイメージを具体化させていきます。
現在あるお庭をガーデニングする場合
もうすでにお庭がある場合は、広さ、日当たり、土壌の種類などの条件を把握します。
次に、庭の用途を決めましょう。
家族の憩いの場所にするのか、ハーブ園を作るのか、それともバーベキューができる広い空間が欲しいのか、目的に応じた設計が求められます。
庭の使い道によって、デザインや植栽が変わってきます。
また、景観の重要性から、周辺の景色や道路からの眺め、隣地との境界線にも注意を払う必要があります。
庭のデザイン
建築前の打ち合わせ時であっても、住んでいるお家のお庭でも、共通して言えることですが、庭のデザインは、家の外観や住宅のイメージと合わせて考えるのがポイントです。
和風の家なら和風のテイストを取り入れた庭園、モダンな住宅なら現代的な庭が良く似合います。
庭のスタイルを決めたら、レイアウトを考えましょう。
通路やテラス、花壇や芝生エリアなどを配置します。構造物やオブジェも有効に配置して、アクセントをつくることで美しさを演出できます。
レイアウトを考える際に、植物の成長に応じて配置を考慮し、視覚的にもバランスが取れるように計画すると一年中色々な表情を楽しむことができます。高木、低木、草花、地被植物などを組み合わせることで、常に美しいおしゃれなお庭にできます。
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ガーデニングに必要なもの
プランニングが終わったら、ガーデニングのための道具をある程度事前にそろえておく必要があります。
以下に、そろえるべき道具をまとめたのでチェックしてみてください。
- シャベル
- ジョウロ
- グローブ
- 霧吹き
- 園芸用ハサミ
また、状況に応じて、プランターや土、肥料も必要になります。苗や種を購入した際、合わせて用意するとよいでしょう。
ガーデニング用の土
ガーデニングを成功させるためには、土作りが非常に大切です。ガーデニングに適した土は、以下の特徴を持っています。
- 通気性、排水性がよい
- 栄養が豊富
- 軽すぎず、重すぎない
このほか、植物によって、適した土とそうでない土があります。また、よい土を買ってきても、同じところに何度も植物を植えていると、どんどん土は痩せていきます。
定期的に土の入れ替えやメンテナンスをしてよい状態を保ちましょう。
タイプ別の土の作り方
土作りをするときは、まず、土を掘り起こし、大きな石片を取り除きます。それから、土と肥料を混ぜて、表面を整えます。
どのような土を作るべきかは育てたい植物によって異なります。
今回は育てたい植物のことは考えず、タイプ別に土の作り方を簡単にご案内します。自分が育てたい植物が決まったら、参考にしてみてください。
ふかふかとした柔らかい土にするためには葉っぱを腐らせて土にした「腐葉土(ふようど)」を元々ある土に混ぜ、熱に強くて軽い土にするためにはバーミキュライトを使います。
プランター用の土を作りたい場合は、園芸用の万能用土「赤玉土(あかだまつち)」を基本にして、腐葉土とバーミキュライトを混ぜましょう。
土や肥料を混ぜる際のそれぞれの分量はどのような土に仕上げたいか、もともとある土がどのような土か、どのような植物を育てたいかによって異なります。
分量を考えたり、自分で混ぜたりするのが面倒な場合は、ホームセンターで「培養土(ばいようど)」というできあがった土が売られているため、こちらを利用するのもおすすめです。
水やりの方法
水やりにもコツがあります。きちんとした方法で行わないと、草花を傷めてしまう可能性があるため、注意しましょう。
涼しい時間帯に行う
夏の真昼間に水をまいてしまうと、水が太陽で温められて、植物を傷めてしまう可能性があります。涼しい時間帯にまきましょう。
草花に直接かけない
花びらに水が直接当たると、傷んでしまいます。水やりはなるべく根本にするようにしましょう。
水やりのタイミングは土の表面が乾いたら
土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげるようにしてください。雨が降った翌日は水やりが必要ないこともあります。プランターの場合は、底から水が流れ出て来るくらいが目安です。
水やり以外のメンテナンスも大事
水やりだけでなく、美しい庭を維持するためには、適切な手入れが欠かせません。
雑草の手入れ、剪定、施肥などの基本的な庭の手入れ方法を覚えましょう。また、植物の特徴を理解することも大切です。
常に美しい庭を保つには、その植物に合わせた世話が必要不可欠なのです。
さらに美しい庭にするために
お花だけでなく、美しいお庭にするためには、ライトやガーデニング用の雑貨、オブジェなども効果的です。
夜の庭を彩るライトアップは、毎日はやらないかもしれませんが、用意しておくとよりおしゃれな空間を演出できるため、せっかくお庭があるのであればおすすめです。
また、鳥の巣箱やベンチ、彫刻など、ガーデニング小物の取り入れ方で個性を出すのも良い手です。
まとめ
庭は、家の内外を結ぶ大切な空間です。
建築時にプロの手を借りるのか、自分で作り上げるのか、注文住宅の庭づくりにはさまざまな選択肢がありますが、愛情を注ぎ、手間と時間を惜しまずに作り上げることが美しい庭への最短のルートとなるでしょう。
上記の記事を参考に、ガーデニングの基本を押さえて、色とりどりの草花が咲く美しいお庭作りをしていきましょう。