掃除がめんどくさい!掃除の頻度を減らす工夫をしよう!
- お役立ちコラム
毎日の掃除はめんどくさいものです。忙しい人にとって、掃除の時間を確保するのも難しいかもしれません。
「なるべくラクな掃除で、家を簡単にきれいにできたら良いのに」と考える人も、多いのではないでしょうか。
めんどくさい掃除の負担を減らすには、汚れにくい工夫を取り入れることが大切です。この記事では、掃除の頻度を減らすための、家を汚さない工夫についてご紹介します。
工夫①ほこりがたまらない工夫を!
ほこりがたまりにくい家なら、掃除の頻度が少なくても問題ありません。
ほこりがたまらない工夫を、住まいに加えましょう。
棚は置かない
壁面に取り付けた高い棚や、物が置いてあったりする棚は、掃除の手間がかかります。そのため普段掃除をする機会が少なく、ほこりがたまっているのに気づけないこともあるでしょう。
あらかじめ棚類を置かなければ、ほこりがたまるのを防げます。
ファブリック製品は少なく
ファブリック製品も少ないほうが、ほこりがたまりにくくなります。ほこりの正体は、布製品から出た繊維です。ファブリックアイテムを減らすことで、ほこりの発生を防げます。
掃除がめんどうくさいと感じる人は、ソファーはレザーデザインにしたり、カーテンはほこりが発生しづらい防炎加工のタイプや「ほこりキャッチ機能」がついたタイプを、積極的に選びましょう。
家具は隙間がないタイプを選ぶ
家具の足元や、家具同士の隙間はほこりがたまりやすい場所です。それでいて、掃除機をかけるのがめんどうな場所でもあります。
家具はなるべく隙間がないタイプだと、ほこりがたまるのを防止でき、掃除の手間が減らせます。
巾木上部にはマスキングテープ
意外に汚れやすく、それでいて目立ちやすい巾木の上部。掃除機の細いノズルでゴミを吸い取っても、壁紙と巾木の間に入り込んだほこりは、取りにくいものです。
巾木の上部、ほこりがたまる場所には、マスキングテープを貼っておきましょう。ほこりが目立ってきたら、マスキングテープを剥がすだけできれいになります。また、壁紙の隙間にほこりが入るのを防ぐ効果も期待できます。
巾木は家中に張り巡らされているため、マスキングテープを貼るのが少し手間かもしれません。休みの日に、少しずつ「マステ貼り」を進めていきましょう。
工夫②水回りはカビを事前予防
水回りのカビは、1度生えてしまうと落とすのが大変です。掃除がめんどくさい人は、カビが生えないようにしましょう。
カビ防止アイテムを使う
カビの発生を防ぐアイテムが、市販されています。1つ持っておくと、重宝するでしょう。
カビ防止アイテムは、スプレータイプが豊富です。中には置くだけでカビの発生を抑制する製品もあります。
換気を徹底する
換気を徹底することで、カビの発生を抑制できます。洗面所、お風呂場、トイレなどに設置されている24時間換気システムは、消さないようにしましょう。
換気扇を使わない場合は、窓とドアを開け放しておくのがおすすめです。風の通り道を作ることで、排気と換気の効率がよくなります。
工夫③水垢の予防方法
水回りは、放っておくとあっという間に鱗状の水垢が増えていきます。なるべく水垢がたまらない環境を保ちましょう。
寝る前にさっとシンク類の水気をきる
水垢ができる原因は、水道水に含まれるカルシウムやミネラルです。時間が経った水滴は、カルシウム・ミネラルを残して蒸発します。その結果、残されたカルシウム・ミネラルが浮かび上がり落ちない水垢となるのです。
水垢を防ぐには水分を残さないことが大切です。寝る前は水気取り用のタオルを片手に、キッチンシンク・洗面所を周り、水滴を拭っておきましょう。お風呂場も、最後に入った人ができるだけ水分を落としておくと安心です。
撥水コーティング剤を使う
市販の撥水コーティング剤を水垢がたまりやすい場所に塗布するのも、良いアイデアです。コーティングの膜が水を弾いて、水垢が留まるのを防いでくれます。
効果は2週間ほど持続するタイプが多いため、月に2回は撥水コーティング剤の塗り替えをしましょう。
工夫④物を減らす
物が多いと、掃除の際にはそれらをどかさなければなりません。工数が増えると、掃除を手間に感じてしまいます。
掃除がめんどくさいと感じる人は、物を減らす工夫も取り入れましょう。
毎日3個の物を捨てる
物を減らす断捨離は、一気にやらなくても大丈夫です。断捨離で大切なのは、不要な物を持たない習慣を身につけることです。
毎日少しずつ、不用品を手放すようにしましょう。目安としては、1日3個で充分です。
インクが出なくなったボールペン、中身が入っていない調味料瓶など、明らかな不用品からまずは捨てていきましょう。
工夫⑤毎日「1分掃除」をする
毎日ほんの少しの掃除をすることで、家をきれいに保てます。その結果、週末や年末におこなう大掛かりな掃除の必要はなくなります。
掃除がめんどくさいと感じる人は、1日1分のささっと掃除を習慣づけましょう。
ささっと掃除の例として、下記が挙げられます。
- 顔を洗ったついでに洗面台を拭く
- 寝室にフロアモップを起き、起床時は階段掃除をしながら階下へ
- 料理後はコンロ周りの油をキッチンペーパーでさっと拭き取る
何かの「ついで」で掃除をすれば、ささっと掃除は完了します。日々の暮らしの中で、ほんの少し「きれいにしよう」という意識を植え付けて、めんどくさい掃除の頻度を下げましょう。
工夫⑥簡単掃除で済むアイデアを取り入れる
簡単掃除で済むアイデアを取り入れることも、めんどくさがりさんにとっては大切です。掃除の手間をなるべく少なくできる工夫を知っておきましょう。
冷蔵庫内はトレーでスタッキング
冷蔵庫内は、調味料や食品で溢れているため、汚れやすい環境です。その上、掃除がしにくい場所でもあります。
冷蔵庫内を簡単掃除で済ませるには、普段からトレーでスタッキングをしておきましょう。トレーの上に食品や調味料を乗せるようにすれば、汚れたときはトレーだけを洗えばOK。汚れの範囲が広がるのを、防止できます。
エアコンの使用後は送風を5分
エアコンの掃除を簡単にするには、エアコン使用後の5分間は送風に切り替えましょう。送風をすることで、エアコン内部のカビの発生を大きく抑制できます。
夏場・冬場のエアコンをよく使う時期は、エアコンのオフの前に送風への切り替えを、習慣づけましょう。
子どもの食事は新聞紙を敷く
子どもの食事は、こぼしたり落としたりすることもあるため、テーブル周りが汚れてしまいがちです。
簡単掃除で済ませたい人は、床には新聞紙を敷く方法がおすすめです。床に食べこぼしても、新聞紙を捨てるだけで済みます。テーブルの上にこぼれた食べ物も、新聞紙の上に落としてまとめて捨てればOKです。
「掃除がめんどくさい」人は家を汚さない対策を
掃除をするのはめんどくさいかもしれませんが、汚れをそのままにしておくのも抵抗がありますよね。また、掃除が行き届いていないと、家の寿命を縮めたり健康被害が出たり、といったリスクも発生します。
掃除がめんどくさくても、ずっとしないわけにはいきません。なるべく頻度を減らせるように、ご紹介した家を汚さない工夫を取り入れましょう。
掃除の手間が、少しでも減らせると良いですね。