花粉対策!家の中に花粉を持ち込まない方法とは?

家の中に花粉を持ち込まない方法とは?すぐできる&リフォームでできる花粉対策

花粉症の方にとって、春は楽しくつらい季節かと思います。外に出れば目や鼻がかゆくなり、出かけることを躊躇してしまう方も、いることでしょう。

家の中にいても、花粉の症状に悩まされる方も少なくありません。

外でも家でも花粉症に悩むのは、とてもつらいもの。せめて家の中では花粉に苦しむことなく過ごしたいものです。

そこでこの記事では、家の中に花粉を持ち込まない方法など、花粉症対策の「あれこれ」についてご紹介します。

花粉症で悩む方は、ぜひ、参考にしてみてください。

家の中に花粉が入る原因

外だけでなく、家の中にいても花粉症で目や鼻が辛くなる、といった経験はないでしょうか?家にいるときの方が症状が重い、といったケースも少なくありません。

家の中にいても花粉症の症状が出る理由は、花粉が家の中に入り込んでいるためです。

衣類についた花粉、ドアの開閉の際や換気扇から入ってきた花粉などが、花粉症の症状を引き起こします。

家の中に花粉を持ち込まない工夫を取り入れることで、花粉の時期の生活が少しラクになるでしょう。

花粉のピークはいつまで?

花粉のピークはいつまでなのか、気になる方も多いかと思います。

花粉の飛散は例年2月中旬あたりから始まります。その後、徐々に花粉量は上昇し、4月中旬あたりまでは花粉を飛ばし続けます。

「春さえ乗り切れば花粉の辛さとサヨナラできる」と思えるかもしれませんが、秋は再び花粉の季節です。つまり花粉症の症状が重い人にとって、1年のうち半分近くは花粉に悩まされることになります。

花粉症対策の基本を知り、花粉に対するつらさを軽減しましょう。

花粉を家の中に持ち込まない対処方法【帰宅・外出時編】

花粉の侵入経路はさまざまです。その中でも、玄関はもっとも花粉の侵入を許しやすい場所といえます。

 

帰宅時・外出時など、玄関の出入りをする際に忘れずにやっておきたい、基本の花粉症対策について、知っておきましょう。

玄関先で衣類・髪・顔や手についた花粉を払う

帰宅時は、玄関に入る前に衣類やバッグについた花粉を払っておきましょう。髪や顔、手といった体にも花粉は付着しているため、忘れずに落としてください。

衣類や体についた花粉を払う際は、手ではなくウエットシートを使うのがおすすめです。手で払うと花粉が舞い上がってしまう可能性がありますが、ウエットシートを使うことで花粉を吸着できます。

花粉がついたウエットシートは、家に入る前に処分しましょう。玄関先にゴミ箱を置いておくとウエットシートを捨てられるため、花粉を家に持ち込まずに済みます。

外出着は部屋に持ち込まない

体についた花粉を玄関先である程度落としている場合でも、外出着は部屋に持ち込まないほうが安心です。

花粉を落とした後のコートやバッグ類は、なるべく玄関に収納をしましょう。コートラックや壁面フックなどがあると、外出着を玄関前に収納する際に便利です。

外出時は静電気防止スプレーを使用

花粉が衣類に付着してしまう原因の1つが、静電気です。電気が花粉を呼び寄せてしまうため、なるべく静電気が発生しない衣類を身につけましょう。綿や麻などの自然素材の衣類は、静電気を寄せ付けにくいとされています。

静電気の発生を促す化学繊維やその他の素材でできた衣類を身につける場合は、静電気防止スプレーを活用するのがおすすめです。

静電気防止スプレーは衣類による静電気を抑え、花粉を寄せ付けない効果が期待できます。袖口やカバンのあたる部分といった衣類同士がこすれる部分は、入念に塗布しましょう。

花粉を家の中に持ち込まない対処方法【暮らし編】

花粉を家に入れないためにできることは、暮らしの中にもあります。

毎日の生活の中でほんの少し気をつけるだけで、花粉に対する悩みを軽減できるでしょう。

加湿をする

加湿器は乾燥対策だけでなく、花粉対策としても有効です。加湿をすることで、花粉に水分を含ませる効果が期待できます。

水気を含んで重くなった花粉は舞い上がらず床に落ちるため、吸い込んでしまう可能性を減らせます。

掃除は拭き掃除が先!

掃除をする際は、拭き掃除をしてから掃除機をかけましょう。掃除機をかけることで、花粉が舞い上がる可能性が考えられるためです。

掃除機の前に濡れ雑巾やウエットシートで床を拭くことで、花粉の舞い上がりを抑制できます。

電化製品の掃除はこまめに

花粉は静電気を放つ物に付着する性質があります。衣類だけでなく、電化製品も静電気を発生させる存在です。

なるべくこまめに掃除をして、電化製品に付着した花粉を取り除くようにしましょう。

換気は早朝・夜間に

花粉が多く飛散する時間は、11〜15時ごろの気温が高い時間帯とされています。換気をする際は、日中は避けて朝や夜におこなったほうが安心です。

窓の開け方も、大きく開け放さないように注意しましょう。窓の開閉は小さいほうが、大きく開け放つのに比べて花粉の侵入を防げます。

空気清浄機を各所に設置

空気清浄機を設置することで、家の中に入り込んだ花粉を除去できます。

ただし、メーカーや機能によっては花粉症対策としての効果が低い製品もあるため、注意が必要です。

花粉症対策として空気清浄機を導入する場合は、フィルター性能をチェックしてみてください。花粉の粒子は30〜40㎛(マイクロメートル)とされており、それ以下の粒子をキャッチできる製品であれば、花粉対策としての効果を期待できます。

柔軟剤で静電気対策を

洗濯で使用する柔軟剤は、繊維同士の摩擦を減らす役割を持っています。その結果、衣類の静電気の発生を抑えるため、花粉症に悩む方は積極的に活用しましょう。

より効果的な花粉対策を求める方は、「花粉ブロック効果」に特化した柔軟剤を選ぶのもひとつの手です。

エアコンのフィルターはこまめに掃除を

エアコンは室内の空気を循環させて部屋の温度を保ちます。そのため、使用時に外気から花粉を取り入れてしまう心配はありません。

しかし部屋の中に花粉が残っていれば、花粉を吸い込み吐き出すことを繰り返してしまいます。吐き出した花粉によって症状が出ないようにするために、エアコンのフィルターはこまめに掃除をしましょう。

掃除頻度の目安としては、1週間に1度ほどが理想です。

住まいのリフォームでできる花粉対策

根気よく治療をしない限り、花粉症は今後、数年・数十年と付き合うことになるかもしれません。

長期的な花粉対策をするのであれば、住まいにも花粉を侵入させない工夫を加えることを検討してみてください。

玄関脇に手洗い場を設置

玄関に手洗い場を設置することで、手についた花粉をしっかりと落とせます。家の中に持ち込む花粉の量が減れば、自分自身や家族を花粉症で悩ませるリスクも減らせるでしょう。

また、玄関脇の手洗い場は感染症対策としても有効です。家族が手洗いの習慣をつけられるため、風邪をひきやすい時期でも健康を維持しやすくなります。

サンルームで洗濯物を花粉から守る

花粉の飛散を気にして室内干しにしたり、花粉防止のネットをつけて洗濯物を干す家庭も少なくありません。

サンルームがあれば、花粉を気にせずに太陽の下で洗濯ができます。

サンルームは雨の日の洗濯にも活躍する存在です。室内に嫌なにおいを持ち込まないため、梅雨時は重宝します。洗濯を干す以外にも、観葉植物を育てる場所やお茶をするテラスといった使い方も可能です。

用途が豊富なため、花粉症対策に悩む方だけでなく家づくりを計画する方にも、サンルームの設置をおすすめします。

土間収納を設置して外出着は家に持ち込まない

家の中に外出着を持ち込まないためには、玄関に上着類を置いておける規模の収納スペースが必要です。土間収納であれば、上着類はもちろんベビーカーや靴類・日傘など、外で使用したアイテム全般を収納できます。

加えてアウトドアグッズといった泥が気になるアイテムや、盗難が心配な自転車などの保管にも土間収納は便利です。

今できる花粉対策で快適な暮らしを!

外出前後や日々の暮らしの中に工夫を取り入れることで、花粉症の苦しみを減少できます。ご紹介した内容を参考にして、ぜひ、すぐにできる花粉症対策から取り入れてみてください。

より花粉症の負担を減らしたい方は、リフォームも視野に入れてみてはいかがでしょうか。住まいがより良く変われば花粉症対策ができる以外にも、たくさんのメリットを得られます。

健康的で快適な暮らしが実現できる住まいをお求めの方は、アイウッドまでお気軽にご相談ください。

一緒に理想の住まいを実現しましょう!

 

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