道路に面したリビングの目隠しの方法13選!目隠しが必要な理由や注意点
- お役立ちコラム
「リビングに目隠しを設置したい」
「リビングが道路に面しているから視線や防犯性が気になる」
リビングが人通りの多い通りに面している場合、このような悩みが生じることもあります。
道路に面したリビングの窓に目隠しをすることで、快適で安全な暮らしを実現できます。
この記事では、道路に面したリビングにぴったりの目隠し方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、リビングに目隠しが必要な理由や、目隠しを設置する際の注意点も解説するので、最後までご覧ください。
道路に面したリビングの目隠しアイデア
道路に面したリビングの窓に目隠しをすることでプライバシーを確保できます。
道路からの視線を防ぐおすすめの目隠しアイデアをご紹介します。
窓周りのアイテムを活用する
道路に面したリビングの窓の目隠しとて、もっとも手軽な方法が、窓周りのアイテムを活用することです。
リビングの目隠しとして有効な窓周りアイテムには、以下が挙げられます。
- カーテン
- ブラインド
- ロールスクリーン
- プリーツスクリーン
- 障子
- ガラスフィルム
- サンシェード
- 緑のカーテン
カーテン
外からの視線を手軽に防ぎたい方は、窓にカーテンを取り付けましょう。カーテンを閉めることで、外部からの視線を防ぐことができます。
日が入りにくくなることを懸念する方は、ミラーレースカーテンを取り付けるのも良い方法です。ミラーレースカーテンは、日の光を通しつつ視線の侵入を防ぐため、部屋の明るさを維持したままプライバシーを守れます。
ブラインド
ブラインドは開閉の高さや羽の角度などを調整できるため、目線の入り方だけでなく、日差しや風の量なども調整できる点が魅力です。
縦型タイプや横型タイプ、木製スラットなどデザインも豊富なため、リビングのインテリアに合わせた選択ができます。
ロールスクリーン
ロールスクリーンにはカーテンと同じようにレースとドレープのダブルタイプがあり、プライバシーの確保をしながら、採光性も維持したい方に適しています。
また、カーテンと似た機能を果たしながらカーテンよりも窓周りがすっきりした印象になる点も、ロールスクリーンならではの魅力です。
プリーツスクリーン
和紙や不織布などをじゃばら状に折ってつくられるプリーツスクリーンは、和風インテリアによく合います。
ロールスクリーンと同じく、レースとドレープの二面構成も選択でき、上部はレース、下部はドレープといった使い方も可能です。
これにより、視線が入る位置のみ目隠しをし、そうでない部分からは日が入るよう調整できます。
障子
障子はプリーツスクリーンと同じく、和風インテリアと相性の良い窓周りアイテムです。
最近では華やかなデザインの障子も販売されており、目隠しとしての役割とインテリア性の両立が叶います。
小さなお子さんがいる家庭では、プラスチックなど破れにくい素材でできた障子を選ぶと良いでしょう。
ガラスフィルム
ガラスフィルムは窓ガラスに貼り付けて使用します。
カーテンやブラインドなどをしめなくても目隠しができるため、採光性を重視したい方に適しています。
また、ガラスが割れにくくなるフィルムを採用することで、窓からの侵入の抑制や車に弾かれた石などがガラスを割ったりするリスクを低減でき、リビングの安全性を高められます。
サンシェード
窓の外にサンシェードを取り付けることで、外部からの視線を抑制できると同時に、日差しが部屋に差し込むのを防げます。
部屋に入り込む日差しが和らぐことで、エアコンの効率化が実現するため、プライバシーの確保と光熱費の削減を両立したい方におすすめのアイデアです。
緑のカーテン
緑のカーテンは、外部からの視線が入り込むのを防ぎつつ、室内から見た景観も豊かになります。
植物の成長を毎日見守れるため、お子さまの情緒教育にも役立つでしょう。
緑のカーテンは冬に枯れるイメージがありますが、カロライナジャスミンやクレマチスなどの植物は冬でも枯れることはないため、1年を通して外部からの視線を抑制できます。
植木を植える
植木を道路に面したリビングの目隠しとするのも良い方法です。
植木を植えることでリビングからの景観も良くなり、品種によっては植木の変化による四季の移り変わりを感じられます。
定期的な剪定や手入れが必要だったり、近隣への落葉など気をつけなくてはならない部分もあったりしますが、植木は住まいの美観も向上するため、家の美しさを重視したい方におすすめの選択肢です。
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フェンスを設置する
フェンスも、外部からの侵入を抑制する手段としておすすめです。
フェンスの高さは選択できるため、視線が入りやすい場所のフェンスは背を高くしたり、景観を維持したい部分は背を低くしたり、といった柔軟な活用が可能です。
また、道路に面した場所にフェンスを取り付けることで、ゴミが敷地内に放り込まれるのも抑制できます。
板同士の隙間から入る視線が気になる場合は、植木と組み合わせて設置することで、プライバシーの保護性が高まり、レイアウトも美しくなります。
目隠し付きカーポートを設置する
カーポートによっては、屋根だけでなく目隠しとなる「壁」が付属されているタイプもあります。
L字型でカーポート屋根から壁が繋がっているタイプや、一部分にだけ目隠しができるタイプなどがあるため、視線の入り方に合わせた選択が可能です。
アウトドアリビングをつくる
アウトドアリビングを道路に面したリビングの前につくることで、アウトドアリビングの家具や存在感が、外部から室内に入る視線を遮ります。
ただし、道路に面した場所にアウトドアリビングをつくる場合、ゆったりくつろげるような工夫が必要です。
フェンスや植木など、その他の目隠しもレイアウトに取り入れたほうが良いでしょう。
洗濯物干し場をつくる
リビングの前に洗濯物干し場を作ることで、洗濯物によってリビングに入る視線を遮ることができます。
日当たりの良い窓の目隠しを探している方は、検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、道路から面した通りに洗濯物干し場をつくる場合、洗濯物が丸見えにならないような工夫も必要です。また、夜は洗濯物による目隠しができなくなる点も、考慮したほうが良いでしょう。
道路に面したリビングに目隠しが必要な理由
道路に面したリビングには、目隠しが必要です。その理由について、見ていきましょう。
プライバシーの確保
道路に面した通りは、人通りも多いことが考えられます。通りを歩く人の視線がリビングに入りすぎてしまうと、落ち着いて生活できないかもしれません。
快適な暮らしを維持するために、プライバシーを確保するための目隠しの設置が必要です。
犯罪のリスクを低減する
リビングの中が丸見えになることで、家主の滞在時間を外部に把握されやすくなります。
家にいない時間がわかれば、泥棒や空き巣による外部侵入のリスクが高くなるでしょう。
安全に暮らすためにも、リビングには目隠しをしたほうが安心です。
リビングからの景観がよくなる
植木やアウトドアリビング、緑のカーテンや装飾性の高いフェンスなどの目隠しは、窓の外の景観をより良くします。
家の中から外を眺めたときの風景が美しくなるため、リラックスした時間をより快適に過ごせるでしょう。
道路に面したリビングに目隠しをする際の注意点
道路に面したリビングに目隠しをする際、次の点に注意が必要です。
視線の高さに注意する
視線の高さは、身長によって異なります。通学路といった子どもの多い通りに面したリビングであれば、目隠しの高さは低くても問題ないかもしれません。
しかし大人が通ることの多い通りであれば、背の高い目隠しがあったほうが安心です。
視線の入りやすい角度を把握する
目隠しによって家のすぐ近くから入る視線は防げても、目隠しの隙間や高い場所からは、家の中が見えてしまうケースもあります。
近隣から自宅を見た際に視線の入りやすい場所を把握し、適切な位置や高さに目隠しをすることが大切です。
閉塞感が出ないようにする
目隠しをすることで敷地内に閉塞感が生じることも考えられます。
プライバシーの確保と開放感を両立させるために、目隠しの方法やサイズ・高さを考慮しましょう。
ぐるりと敷地の四方を囲む目隠しが必要な場合は、目隠しに高低差を出したり異なるアイデアを組み合わせたりすることで、目隠しによる圧迫感を軽減できます。
また、外から視線が全く入らない目隠しは、外部の人が侵入者に気付けなくなり、逆に防犯上良くない場合もあります。
視線を遮ることを重視するあまり、生活の快適性や安全性が損なわれないよう、注意しましょう。
風通し・採光も意識する
目隠しを設置することで、リビングの風通しが悪くなったり日が入りにくくなったりすることもあります。
通風性・採光性を確保するために、目隠しには隙間を作ったり透け感のある素材を用いることも、検討してみてください。
また、風や日の入り方は時間や季節によっても異なるため、取り外しや移動がしやすい目隠しも視野に入れたほうが良いでしょう。
道路に面したリビングには目隠しをしよう
道路に面したリビングには目隠しが必要です。
目隠しを設けることで、プライバシーを確保でき、快適で安全な暮らしを維持できます。
目隠しの方法は多岐に渡るため、視線の入り方や暮らしの中で重視する点などを考慮して、選択しましょう。
ご紹介した内容が、参考になれば幸いです。