熊本の土地価格が上がっている理由とは?地価ランキングや注文住宅の費用負担を軽くする方法を解説

熊本の土地価格が上がっている理由とは?地価ランキングや注文住宅の費用負担を軽くする方法を解説

近年、熊本の土地価格が上昇していることをご存じでしょうか?

その背景には、半導体関連施設の新設や熊本地震からの復興、都市開発とインフラ整備といった要因が絡んでいます。

この記事では、熊本の土地価格が上がっている理由を詳しく解説し、現在の地価・坪単価ランキングを紹介します。

また、注文住宅を検討している方向けに費用負担を軽くする方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

熊本の土地価格が上がっている理由とは?

熊本の土地価格が上がっている理由とは?

熊本の土地価格が上昇している主な理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 半導体関連施設の新設
  • 熊本地震からの復興
  • 都市開発とインフラ整備

それぞれ詳しく見ていきましょう。

半導体関連施設の新設

熊本の地価が上昇している大きな要因の一つに、「TSMC(台湾積体電路製造)の進出」があります。

TSMCは世界最大の半導体メーカーであり、2024年には熊本県菊陽町に第1工場が建設されました。

TSMCの進出は、関連企業の進出とそれに伴う新たな雇用機会の創出を加速させ、多くの人々が熊本へと移住する流れを生み出しました。

この人口流入が、住宅需要を押し上げ、地価上昇の大きな原動力となっています。

特に、TSMCの工場が立地する菊陽町や隣接する大津町では、住宅地の価格が顕著に高騰しており、その影響の大きさを物語っています。

熊本地震からの復興

半導体関連施設の進出に加え、2016年に発生した熊本地震からの復興も、熊本の地価を押し上げる要因となっています。

甚大な被害を受けた熊本市や益城町を中心に、大規模な復興事業が進められ、インフラ整備や耐震性の高い住宅建設が活発に行われています。

都市開発とインフラ整備

熊本市を中心とした都市開発とインフラ整備も、地価上昇の要因の一つです。

熊本駅周辺の再開発プロジェクトや熊本城の復旧事業などは、都市の魅力を高め、居住地としての価値を高めています。

これらの都市開発の進展も、地価上昇を支える重要な要素となっています。

熊本の地価ランキング

熊本の地価ランキング

熊本県内で地価が上昇しているエリアを中心に、最新の地価ランキングを紹介します。

以下は、2025年時点での熊本県内の主なエリアの地価のデータです。

熊本県の地価ランキング(2025年1月)

順位

エリア

地価(円/㎡)

地価(円/坪)

前年との変動率

1

熊本市中央区

126,700

418,843

+5.50%

2

熊本市東区

76,000

251,240

+4.25%

3

菊陽町

74,400

245,950

+12.90%

4

熊本市西区

69,800

230,744

+5.92%

5

熊本市南区

57,300

189,421

+2.69%

6

熊本市北区

51,100

168,926

+4.07%

7

合志市

51,100

168,926

+8.96%

8

大津町

44,100

145,785

+11.36%

9

嘉島町

39,600

130,909

+3.13%

10

益城町

35,100

116,033

+2.03%

※国土交通省「公示地価調査」のデータを基に作成。

以下、熊本の地価上昇エリアの特徴をまとめました。

熊本市中央区(1位)

  • 熊本市の中心地で、商業施設やオフィスが集中
  • 熊本駅周辺の再開発により、住宅需要が高まっている

熊本市東区(2位)

  • 交通アクセスが良く、住宅地として人気
  • TSMC進出の影響を受け、地価が上昇

菊陽町(3位)

  • TSMCの半導体工場があるエリアで、土地需要が急増
  • 企業進出と住宅建設ラッシュにより、地価上昇率が最も高い

合志市(7位)

  • 熊本市のベッドタウンとして人気
  • 菊陽町に近く、TSMCの影響を受けて不動産価格が上昇

今後も、半導体関連産業の発展やインフラ整備の影響で、熊本県内の地価は上昇が続くと予想されます。

注文住宅の費用負担を軽くする方法

注文住宅の費用負担を軽くする方法

熊本で注文住宅を建てたいと考えている方にとって、土地価格の上昇は大きな悩みの種です。

しかし、工夫次第で費用負担を軽くする方法はあります。

ここでは、以下の具体的な3つの方法を紹介します。

  • エリアを見直す
  • 手数料や保証料の安い金融機関を選ぶ
  • ハウスメーカーを見直す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

エリアを見直す

土地価格はエリアによって大きく異なります。
例えば、熊本市中央区や菊陽町は人気が高く、土地価格も上昇しています。

しかし、少し郊外に目を向けることで、土地代を抑えることができます。

  • 熊本市北区・西区:中央区に比べて地価が安く、静かな住宅地が多い
  • 合志市・益城町:交通アクセスが良く、今後の発展が期待されるエリア
  • 宇城市・八代市:熊本市中心部から少し離れるが、広い土地を確保しやすい

また、将来的な地価上昇を見越して、開発が進むエリアを狙うのも一つの手です。

手数料や保証料の安い金融機関を選ぶ

住宅ローンを組む際、金融機関によって手数料や保証料が大きく異なります。

特に、「事務手数料」や「保証料」は見落としがちなポイントですが、選び方次第で数十万円単位の節約が可能です。

チェックすべきポイント

  • 保証料が無料または低い銀行を選ぶ(例:ネット銀行、地方銀行の特別プラン)
  • 繰上げ返済手数料がかからない金融機関を選ぶ
  • 変動金利と固定金利の違いを理解し、自分に合ったプランを選ぶ

例えば、熊本県内の地方銀行(肥後銀行や熊本銀行)は、地域密着型のローンプランを提供しているため、地元での住宅購入には有利です。

ハウスメーカーを見直す

注文住宅の費用を抑えるためには、ハウスメーカーの選び方も重要です。

一般的に、大手ハウスメーカーは高品質ですが、価格も高い傾向があります。

一方で、地元工務店やローコスト住宅メーカーを選ぶと、コストを抑えつつ希望の家を建てることができます。

ハウスメーカー選びのポイント

  • 全国展開の大手メーカー:品質は高いが価格も高め
  • 地元の工務店や住宅メーカー:コストを抑えつつ、地域の気候や土地に合った家づくりが可能

熊本でコストを抑えながら家を建てたい方は、地元のローコスト住宅メーカーを検討すると良いでしょう。

熊本の注文住宅「アイ-ウッド」

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アイ-ウッドは、長年の経験と最新技術で、災害に強い家づくりを徹底的に追求しています。

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アイ-ウッドの施工事例

大事なものだけを残したシンプルで豊かな我が家。

I様邸/益城町 家族構成:大人4人 1階52.61㎡(15.91坪)/2階48.02㎡(14.5坪)/延べ床面積100.63㎡(30.44坪)

閑静な住宅街のスペースを最大限に活用し、すっきりとコンパクトな家を実現したIさんファミリー。必要なものだけ、本当に大事なものだけを残したシンプルな4LDKには、ご夫婦のこだわりがふんだんに詰め込まれています。新しい家で暮らす、新しい暮らしのスタート。そこには、穏やかな家族の笑顔があふれていました。

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カタチを変えても想いは同じ。 家族の「これから」を支える住まい

I様邸/宇土市 家族構成:3人家族:大人3名

国道3号沿いにあり、ひときわ目を引くスタイリッシュな外観が目印。シャープな片流れ屋根とシンプルなフォルムが、周囲の景色になじみ、落ち着いいた雰囲気をかもし出しています。Iさまの家は敷地も広く、立派なお庭が特徴的です。もともと苗の出荷の仕事をしていたそうで、今も畑でサトイモを育てていらっしゃいました。
宇土市は熊本地震の影響が甚大だった地域のひとつ。以前のお住まいが大規模半壊にあったことで、同じ平屋への建て替えを決められました。

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