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「安心して暮らす」家族の絆を結ぶ同居型二世帯住宅
- F様邸/御船町
- 家族構成:大人4人+愛犬1匹
ご両親と同居するために実家の家の建て替えを決意されたF様。ご夫婦とご両親の大人の4人家族ということもあって、完全同居型2世帯住宅プランを選択され、さまざまな工夫を盛り込みながら互いのライフスタイルを尊重した素敵な暮らしが始まっていました。「同居もいいなあ」って思える、そんなF様宅をご紹介します。
キッチンやお風呂は共有して家族が集うLDKはゆとりある大空間
のどかな田園風景を見下ろす小高い丘の上に、白い外壁が一際目立つ瀟洒な佇まい。広い庭は素敵なガーデニングも施され、愛犬のためのドッグランも新設されています。玄関に入ると広いフロアと廊下が待ち受け、ゆとりある空間に思わず開放的な気分に。「父がどうしても玄関と廊下は広くしたいと言って(笑)。前の家ほどには大きくできませんが、父の要望を叶えました」とご主人。本当は廊下の広さをリビングに割きたいと思ったそうですが、実際に出来上がってみると、帰宅した時にゆとりある玄関に迎えられ、ホッとできるとご主人も満足の様子です。
2世帯住宅には完全同居、一部同居、完全分離型のタイプに分けられますが、Fさん邸は玄関、お風呂、キッチンなどを共有する完全同居型のタイプ。共有するスペースが多いので個々の部屋を広く確保できるところが魅力となっています。
例えば家族のコミュニティスペースであるLDKは、大きな窓と高い天井、さらにはウッドデッキともつながったゆとりある空間。また、リビングの横には8帖の和室を連結させて、親戚が集まったり大勢の来客のときはリビングと和室を一体にして大空間の会食なども行うそうです。
一方Ⅼ字型のLDKとなっているキッチン横にはダイニングを配置。その一角には小上りの畳スペースを設け、ちゃぶ台やこたつを置いて、高齢のご両親が座卓を楽しめる居間も設けました。
高齢のご両親が快適に暮らせる勝手口と中廊下の回遊式の動線
F様がアイ-ウッド選択した理由の一つが、手掛けた物件数の多さ。「県内トップクラスの棟数を施工されているので信頼できます。それに、自由設計ですからそこも魅力でした」とご主人。その自由なプランニングが特に際立つのが、二世帯ならではの動線です。
農業を営むご両親が農作業から帰ってそのまま浴室に行けるようにと、キッチン横に勝手口を設けそこから中廊下を介して浴室、トイレ、ご両親の部屋と続き、さらにLDKにもつながる回遊式の動線を設けています。高齢のご両親に効率的な動線を設けて、日々の生活の負担を軽減。リビングに来客中でも勝手口と中廊下を介せば、ご両親は気兼ねなく家の中を行き来できる、そんな工夫も盛り込まれています。完全同居型でも程よい距離感を保てる、工夫ですね。
さて、この家のもう一つ注目すべき点は窓の配置。高台にあって風の抜けが良い立地なので、横長や縦長のスリット窓を四方に多く配して、程よい光と風、そして外の景色を取り込むピクチャーウィンドウの役目も果たし、暮らしに安らぎをもたらしています。
共有部分はオープンにしてプライベート部分はしっかり確保
2階はご夫婦の専有部分にしてプライバシーも確保しています。2階の寝室の隣にはご主人の書斎を設け趣味の時間をたっぷりと楽しみます。寝室と書斎は、ウォークスルークローゼットを介して繋がっていて、奥様が寝室にいてご主人が書斎でパソコンに向かっていても、互いの気配を感じあえて、しかもワンちゃんは気分次第で自由にどちらにでも行けるというプライベート空間。夜の早いご両親は1階の部屋でゆっくり休み、ご夫婦は2階で夜の時間を楽しむ。そんな互いのライフスタイルを大切にした二世帯プランが完成しています。
世代が違う2世代がともに暮らすギャップを自由なプランニングで解消
世代の違う2世帯が一つ屋根の下で暮らすにはさまざまなギャップも生じてきます。しかし、アイ-ウッドならではの自由なプランニングでそのギャップを一つ一つ解消して、安心して互いに助け合う暮らしを実現させています。
ともに暮らす安心感を得たFさんご家族は、これまで以上に家族の絆を深めながらそれぞれのライフスタイルを謳歌されていくのでしょうね。
取材のご協力、ありがとうございました。