夫婦のライフスタイルにフィット。９匹の愛猫と幸せに暮らす我が家

結婚して20年になるというご夫婦。2人が我が子のように愛するペットの猫は、9匹という大所帯！　そのため新居のテーマはもちろん、「愛猫と快適に暮らせる住まい」が一番。N様邸は、施工面積が27坪というコンパクトな土地です。さらに、「変形五角形」という難しい立地をうまく活用して、ご主人が上手に間取りをプランニングしました。夫婦と9匹の猫が、健康にのびのびと過ごす住まい。ペットと暮らすマイホームの参考になりそうですね。

「40歳を超えてからの家づくり、結構楽しかったですよ」と笑顔で振り返ってくれたご夫婦。「いずれはマイホームを」という気持ちを胸に抱きながらも、なかなかタイミングが合わず、着手できなかったとか。それまで住んでいた住まいは木造の借家。冬は寒くて夏は暑い、いわゆる「昔の家」でした。年々電気代はかさむばかり……。思い切ってマイホーム建築を決意しました。2人が一番こだわったのは、9匹の愛猫たちと心地良く暮らせる住まいです。「私たち夫婦にとって、猫たちは家族同然。大切な家族と一緒に住む家のことを考えたとき、標準装備やコストパフォーマンスが優れているアイーウッドさんに決めました」と奥様。ペットと過ごす快適な住まいを案内していただきましょう。

閑静な住宅街に佇むN様邸は、外観からもすっきりとした、清潔感あふれる造りが魅力です。シャープな勾配天井と、シンプルな白壁に3つ並んだ細長窓が印象的。木のぬくもりあふれるドアを開けると、大勢の猫ちゃんたちが一斉に迎えてくれました。ソファに座ってくつろいだり、キッチンを行き来する奥様に寄り添ったり、奥の寝室でごろ〜んと寝ている子も……。思い思いに、新しい住まいを楽しんでいるようです。「最初は心配したんですが、この居心地の良さに、このコたちもすっかり慣れたようですね」と奥様。安堵のご様子です。

N様邸は、「変形五角形」というちょっと特殊な形の土地。最初は2階建ての予定でしたが、間取りをプランニングしているうちに、「2人なら平屋で充分」という決断に。和室からひと続きのLDK、コンパクトな寝室、そしてちょっと広めのロフトを設けた3LDKという間取りに決定しました。「最初はああでもないこうでもない、と苦労したんですが、平屋にすると決めてからは早かったですね」とご主人。広々としたLDKは、白色の壁と“ハーベストバーチ”というライトブラウンの床の色の組み合わせ。どことなく北欧テイストを感じさせながらも、全体的には、柔らかさとぬくもりを感じさせる和モダンの雰囲気に。白壁に設置したテレビの真横には、大きめの窓を2つ。「ホームシアターみたいで気に入っているんです」と話してくれました。